デッドプール3』公開延期：SAG-AFTRAストライキの結果

デッドプール3の公開延期を確認

これは確定だ：マーベルファンは『デッドプール3』を予想以上に待たされることになる。SAG-AFTRAのストライキが続く中、ファン待望のフランチャイズ第3弾が正式に延期された。Deadlineの報道によると、映画の半分がまだ撮影されていないため、2024年5月3日公開の見込みはなさそうだ。

ストライキに伴う製作のハードル

今後数週間でストライキが終結する可能性があるとしても、キャストとスタッフを集め、当初の公開日に合わせて製作を開始することは不可能である。アダム・プロジェクト』や『フリーガイ』で高い評価を得ているショーン・レヴィ監督が、『デッドプール3』の陣頭指揮を執る。脚本はレット・リースとポール・ワーニックのクリエイティブなコンビが担当する。

マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）のマイルストーン

デッドプール3』は、マーベル・シネマティック・ユニバース初のR指定作品として、映画史にその名を刻むことになる。しかし、初のR指定作品となったのは『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』まで遡ることができる。TheWrapとのディスカッションの中で、レヴィは自身とチームが製作を再開し、来年の公開予定を維持する緊急性を表明した。ライアン・レイノルズ演じるライバルのデッドプールと、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンの闘争的な二面性が描かれるようだ。ジャックマンが自らに課したウルヴァリン引退からのカムバックは、レイノルズの説得によるものだった。さらに、ジェニファー・ガーナーは2005年以来再演していないエレクトラ役でMCUに復帰する。