鉄拳8』、200万本の販売達成

鉄拳8』、販売記録を更新：バンダイナムコに明るい兆し

今年1月26日に発売された「鉄拳8」の販売本数が200万本を突破したというニュースがゲーム業界を賑わせている。バンダイナムコの2023-24年第3四半期決算報告書によると、この快挙は、日本を拠点とするゲーム大国であるバンダイナムコにとって、特に、過去に何度か困難な発売を余儀なくされた中で、祝福すべきこととして受け止められている。報告書によると、『鉄拳8』の販売数は発売日間近のこの時期に「予想をかなり上回る」数字となっている。

ゲーム天気予報：鉄拳8』は『Blue Protocol』の発売をどのように凌駕したか

鉄拳8」の成功とは対照的に、昨年6月、Amazon Gamesが日本で発売した「Blue Protocol」は、あまり良い出来ではなかった。バンダイナムコが「幻影異聞録」に匹敵するオンライン無料アクションRPGに挑戦したが、市場の注目を集めることはできなかった。同社の財務諸表には、210億円という途方もない額の減損損失が計上されており、その多くは「ブループロトコル」の期待外れの業績に起因している。

鉄拳8』は勢いを維持できるか？今後のDLCが鍵になるかもしれない

鉄拳8』はバンダイナムコのゲーム業界における成功の道標であり続けており、今後リリースされる季節限定DLCが約束されている。例えば、待望のシーズン1DLCでは、ファンのお気に入りであるエディ・ゴルドが復活し、その他にもいくつかのキャラクターが追加されると予想されている。このような将来のアップデートや追加は、興奮を再燃させ、ゲームコミュニティへの継続的な参加を促すに違いない。

その他のニュースとしては、PS5、XboxシリーズX|S、PCといった人気ゲームプラットフォームで、今年後半に『ブループロトコル』を全世界でリリースするという噂がある。バンダイナムコが『Blue Protocol』を好転させることができるのか、初回ローンチの反省を踏まえ、固唾を飲んで見守りたい。